日本伸銅協会の会員事業所である、叶_戸製鋼所 長府製造所(山口県下関市)が過去1年間における埋め立て処分比率0.38%のゼロエミッションを達成しました。(2004年10月〜2005年9月)
長府製造所は同社銅合金圧延材の製造拠点であり、アルミ押出製品も製造しています。
同所では環境面での取り組みを積極的に展開しており、ISO14001の取得(2001年3月)を始め、含水率の低減による埋め立て処分廃棄物の減容化、保管場所(エコステーション)の設置による分別リサイクルの推進等を通じて、最終処分量の削減並びに再利用の促進に努めてきました。
また2004年度以降は、廃棄物の性質や特性に応じた再生利用先業種や地域を拡大し、提案活動や再生利用先の意見も取り入れた分別の実施により最終処分量の更なる削減につながりました。銅・錫・アルミ含有汚泥や陶磁器屑、廃プラススチック屑等は有価物としての再利用も可能となっています。
こうした結果、2000年度の最終処分量3,300トンを、2004年10月からの1年間では64トンにまで削減し、埋め立て処分比率0.38%のゼロエミッションを達成しました。
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