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目 次 ○ＣＲＵＮｅｗｓ Ｎｏｖ．９，２０１２
○ＣＲＵＮｅｗｓ Ｎｏｖ．９，２０１２ 11月5日、General Cable Corp.は、[銅] ワイヤー、ケーブル、ワイヤリング・ハーネスの生産を手掛けるPrestolite Wire LLCの買収を完了したと発表した。Prestolite Wireは2011年の売上高が1.7億ドルで、米国とメキシコに2ヵ所の生産拠点を有し、主に輸送 [機器] セクター向けに製造している。今回の買収についてコメントした際、General Cableは、「Prestolite Wireの売上高の約90%を稼ぎ出している製品が加わり、当社の既存製品ポートフォリオは拡大することから、Prestolite Wire [の事業] は当社の既存の輸送 [機器] 関連事業を大いに補完すると考えている。」と述べた。また、自動車セクターの成長性を買収の動機として挙げ、今回の買収によって「[銅] ワイヤー/ケーブル業界において成長・発展を続けている自動車向け分野にさらに邁進できよう。」と自信を覗かせた。 弊社の見方：General Cableが北米の [銅] ワイヤー/ケーブル/ワイヤリング・ハーネス [市場] に対するエクスポージャーを拡大したことは、[銅] 需要に関する好ましい兆候と言えよう。本件に先立ち、トヨタ自動車は2012/13年の北米自動車販売予想を上方修正しており、本件によって、今後の銅需要において北米自動車市場向けが有望という弊社の見方がさらに裏付けられた。 平成２４年11月９日 ○ＣＲＵＮｅｗｓ Ｎｏｖ．１６，２０１２ 北米の黄銅メーカーを主に代表する業界団体、米国Copper and Brass Servicenter Associationは、黄銅製品の9月の出荷高は前月比14.9%減、前年同月比8.1%減の1,968万lb（8,927トン）であったと公表した。銅板の出荷高は前月比21.7%減（96.1万lb [436トン] 減）の345万lb（1,565トン）、銅棒の出荷高は前月比14.4%減（80.7万lb [366トン] 減）の477万lb（2,164トン）であった。黄銅板および合金管の出荷高も9月は前月比で減少し、それぞれ6.9%減と37.4%減であった。今回の調査によれば、回答者の半分が翌四半期の受注高は前期比減少を記録すると予想している。リードタイムに関する設問に対しては、調査対象の供給業者の半分が、9月のリードタイムは前四半期比で短縮した、と回答した。 弊社の見方：需要家サイドが北米のリードタイムのさらなる短縮を求めているという報告は、欧州と中国の一部セクターを対象に弊社が行っている聞き取り調査と一致する。黄銅製品の最終需要家は依然としてかなり慎重で、欧州の自動車、低価格志向の消費者向け家電など、個人需要に対するエクスポージャーが大きい分野では特に、在庫圧縮を選好している。 平成24年11月16日 All Rights reserved, Copyright(c) 2000 Japan Copper & Brass Association |